機動戦士ガンダム/第08MS小隊 Blu-ray メモリアルボックス [機動戦士ガンダム]

機動戦士ガンダム/第08MS小隊 Blu-ray メモリアルボックス

gundam08.jpg


OVA全11話と、エピローグスペシャル・ラストリゾート(disk1~3)に加え、
特典映像収録のdisk4を収録した08MS小隊のBlu-rayBOX。
ただ、劇場版のミラーズリポートは未収録です。(既に単巻でBlu-rayが発売中)






本編の内容自体は、良い所も悪い所も含めて語り尽くされている感がありますし、

このBOXを買おうかどうか検討している方は、
大半が既に本編を視聴していると思うので、
特典メインでレビューを書かせて頂きたいと思います。


【ブックレット】

主な収録内容は、既に他界されている神田武幸・飯田馬之介監督両氏を除く
メインスタッフへの新規インタビューに加え、
(飯田監督に関しては、ブックレットの著者が以前行ったインタビューから再構成したインタビューが掲載。又、何故かカトキハジメ氏へのインタビューは無し)

簡単なメカ・キャラ紹介と各話スタッフリスト、特典映像『三次元との戦い』の解説と、
監督・絵コンテを担当した綿田慎也氏・脚本の大河内一楼氏へのインタビューを掲載。


更に巻末には、特典映像の脚本の決定稿が収録。
ちなみにこちらの脚本、実際の特典映像とは微妙に内容が異なる部分があり、
見比べてみると面白いかと・・・

(アニメでは脚本から絵コンテにする際、
細かい内容の変更調整が成されるのは日常茶飯事)


【完全新作ショートフィルム『三次元との戦い』】



今回のBOX特典の一番の目玉と言える完全新作映像(約8分)で、
時期的には本編の9話と10話の間に当たるエピソードになります。

カレンの機体の応急修理の為エレドアは一時部隊を離れており、
彼を除く08小隊が10話の舞台となる市街地へ向かう途中、
ジオンの部隊の奇襲を受け、マゼラトップ砲の直撃を喰らったカレンは気絶
(今回のBOXで改めて全話見直しましたが、カレンは毎回こんな扱いですねw)



更にグフフライトタイプがEz8に襲い掛かります。
この窮地をどう乗り切るのかは、実際に映像で確かめてみて下さい。

メカニック的な見所としては、
本編では描き切れなかった、Ez8とグフフライトタイプの描写にあり、

Ez8に関しては、ゲームではしょっちゅう使用していますが、
実は本編では一度も使用していない180mmキャノンを撃つ姿が初めて描かれ、

発射シークエンスの際に、
膝のランディングギア(?)を地面にめり込ませる描写、
追加装甲が施された胸部の頑丈さをアピールするシーンも描かれ、
思わず二ヤリとしてしまいました。


又、これまたアニメでは初めて描かれる背部コンテナ装備をパージする描写、
シールドの稼働ギミックも描かれ、前後の展開と合わせて盛り上がります。

グフフライトタイプについては、話が逸れますが、
個人的にあまり良い印象を持っておらず、
いくら何でも一年戦争時に飛行可能はMSは、オーバーテクノロジーにも程があるだろう。

(グフ飛行試験型は、
頑張って飛ばそうと思ったけど飛ばせませんでした。って設定が良いと思うんだけど)

と思っていたのですが、スタッフもその辺は自覚があったのか、
映像の中では、ホバー走行と完全飛行の中間的な機動が描かれており(どちらかというとホバー寄り)
チートになり過ぎず、且つカッコ良く動く姿は非常に良かったです。


又、Ez8と同じく本編で使用されていない、
ガトリングやヒートサーベルを使用する描写もしっかり描かれ、
本編での不完全燃焼感を払拭してくれます。


完結から10年以上経ってから、
当時描かれなかったMSのギミックが見られるのは嬉しいものですね。



ドラマ的には、エレドアの代わりにホバートラックに搭乗する
サンダースとミケルの2人の絡みが見所となっており、
閉鎖空間の中で、微妙に距離感を取り辛いと思っていた2人の変化にほっこりさせられます。


神田・飯田両監督の他界・デジタル製作への移行と、
当時とは製作環境もスタッフも全然違う中作られた今作ですが、
なるべくオリジナルのイメージと離れない様に作ろうというスタッフの
気遣いが感じられるフィルムで、非常に好印象なショートフィルムでした。




【08MS小隊のその後】

disk4に収録されている版権イラスト集には、VHS・DVDのジャケットを始め、
シリーズ展開当時のアニメ誌の版権イラストも掲載されており、
非常にボリュームのある内容になっているのですが、
特に嬉しかったのは69番目(最後)に収録されている、


ラストリゾートのVHS/LD版に封入されていたライナーノーツの掲載。


この中でラストリゾートでは出番の無かった、
サンダース・カレン・エレドアの1年戦争後の姿が短いながらも描かれており、
ファンなら必見です。


残念だったのはVHS/LD版の初回特典で収録されていた『宇宙世紀余話』が未収録な点。
調べてみた所、こちらの特典はミラーズリポートのblu-rayに収録されているとの事です。



追記:blu-ray版でのHD化による映像の綺麗さは
今更言うまでも無いと思いますが、今回のblu-rayで一番嬉しかったのは音質のUP。
(音源はオリジナル・5.1ch版両方が収録)

ガンダムシリーズでの田中公平氏の仕事は、
Gガンダムの印象が強いですが、今作でも良い仕事をしてくれています。



タグ:08小隊

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機動戦士ガンダム/第08MS小隊 Blu-ray メモリアルボックス

gundam08.jpg


OVA全11話と、エピローグスペシャル・ラストリゾート(disk1~3)に加え、
特典映像収録のdisk4を収録した08MS小隊のBlu-rayBOX。
ただ、劇場版のミラーズリポートは未収録です。(既に単巻でBlu-rayが発売中)






本編の内容自体は、良い所も悪い所も含めて語り尽くされている感がありますし、

このBOXを買おうかどうか検討している方は、
大半が既に本編を視聴していると思うので、
特典メインでレビューを書かせて頂きたいと思います。


【ブックレット】

主な収録内容は、既に他界されている神田武幸・飯田馬之介監督両氏を除く
メインスタッフへの新規インタビューに加え、
(飯田監督に関しては、ブックレットの著者が以前行ったインタビューから再構成したインタビューが掲載。又、何故かカトキハジメ氏へのインタビューは無し)

簡単なメカ・キャラ紹介と各話スタッフリスト、特典映像『三次元との戦い』の解説と、
監督・絵コンテを担当した綿田慎也氏・脚本の大河内一楼氏へのインタビューを掲載。


更に巻末には、特典映像の脚本の決定稿が収録。
ちなみにこちらの脚本、実際の特典映像とは微妙に内容が異なる部分があり、
見比べてみると面白いかと・・・

(アニメでは脚本から絵コンテにする際、
細かい内容の変更調整が成されるのは日常茶飯事)


【完全新作ショートフィルム『三次元との戦い』】



今回のBOX特典の一番の目玉と言える完全新作映像(約8分)で、
時期的には本編の9話と10話の間に当たるエピソードになります。

カレンの機体の応急修理の為エレドアは一時部隊を離れており、
彼を除く08小隊が10話の舞台となる市街地へ向かう途中、
ジオンの部隊の奇襲を受け、マゼラトップ砲の直撃を喰らったカレンは気絶
(今回のBOXで改めて全話見直しましたが、カレンは毎回こんな扱いですねw)



更にグフフライトタイプがEz8に襲い掛かります。
この窮地をどう乗り切るのかは、実際に映像で確かめてみて下さい。

メカニック的な見所としては、
本編では描き切れなかった、Ez8とグフフライトタイプの描写にあり、

Ez8に関しては、ゲームではしょっちゅう使用していますが、
実は本編では一度も使用していない180mmキャノンを撃つ姿が初めて描かれ、

発射シークエンスの際に、
膝のランディングギア(?)を地面にめり込ませる描写、
追加装甲が施された胸部の頑丈さをアピールするシーンも描かれ、
思わず二ヤリとしてしまいました。


又、これまたアニメでは初めて描かれる背部コンテナ装備をパージする描写、
シールドの稼働ギミックも描かれ、前後の展開と合わせて盛り上がります。

グフフライトタイプについては、話が逸れますが、
個人的にあまり良い印象を持っておらず、
いくら何でも一年戦争時に飛行可能はMSは、オーバーテクノロジーにも程があるだろう。

(グフ飛行試験型は、
頑張って飛ばそうと思ったけど飛ばせませんでした。って設定が良いと思うんだけど)

と思っていたのですが、スタッフもその辺は自覚があったのか、
映像の中では、ホバー走行と完全飛行の中間的な機動が描かれており(どちらかというとホバー寄り)
チートになり過ぎず、且つカッコ良く動く姿は非常に良かったです。


又、Ez8と同じく本編で使用されていない、
ガトリングやヒートサーベルを使用する描写もしっかり描かれ、
本編での不完全燃焼感を払拭してくれます。


完結から10年以上経ってから、
当時描かれなかったMSのギミックが見られるのは嬉しいものですね。



ドラマ的には、エレドアの代わりにホバートラックに搭乗する
サンダースとミケルの2人の絡みが見所となっており、
閉鎖空間の中で、微妙に距離感を取り辛いと思っていた2人の変化にほっこりさせられます。


神田・飯田両監督の他界・デジタル製作への移行と、
当時とは製作環境もスタッフも全然違う中作られた今作ですが、
なるべくオリジナルのイメージと離れない様に作ろうというスタッフの
気遣いが感じられるフィルムで、非常に好印象なショートフィルムでした。




【08MS小隊のその後】

disk4に収録されている版権イラスト集には、VHS・DVDのジャケットを始め、
シリーズ展開当時のアニメ誌の版権イラストも掲載されており、
非常にボリュームのある内容になっているのですが、
特に嬉しかったのは69番目(最後)に収録されている、


ラストリゾートのVHS/LD版に封入されていたライナーノーツの掲載。


この中でラストリゾートでは出番の無かった、
サンダース・カレン・エレドアの1年戦争後の姿が短いながらも描かれており、
ファンなら必見です。


残念だったのはVHS/LD版の初回特典で収録されていた『宇宙世紀余話』が未収録な点。
調べてみた所、こちらの特典はミラーズリポートのblu-rayに収録されているとの事です。



追記:blu-ray版でのHD化による映像の綺麗さは
今更言うまでも無いと思いますが、今回のblu-rayで一番嬉しかったのは音質のUP。
(音源はオリジナル・5.1ch版両方が収録)

ガンダムシリーズでの田中公平氏の仕事は、
Gガンダムの印象が強いですが、今作でも良い仕事をしてくれています。



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特典映像収録のdisk4を収録した08MS小隊のBlu-rayBOX。
ただ、劇場版のミラーズリポートは未収録です。(既に単巻でBlu-rayが発売中)






本編の内容自体は、良い所も悪い所も含めて語り尽くされている感がありますし、

このBOXを買おうかどうか検討している方は、
大半が既に本編を視聴していると思うので、
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主な収録内容は、既に他界されている神田武幸・飯田馬之介監督両氏を除く
メインスタッフへの新規インタビューに加え、
(飯田監督に関しては、ブックレットの著者が以前行ったインタビューから再構成したインタビューが掲載。又、何故かカトキハジメ氏へのインタビューは無し)

簡単なメカ・キャラ紹介と各話スタッフリスト、特典映像『三次元との戦い』の解説と、
監督・絵コンテを担当した綿田慎也氏・脚本の大河内一楼氏へのインタビューを掲載。


更に巻末には、特典映像の脚本の決定稿が収録。
ちなみにこちらの脚本、実際の特典映像とは微妙に内容が異なる部分があり、
見比べてみると面白いかと・・・

(アニメでは脚本から絵コンテにする際、
細かい内容の変更調整が成されるのは日常茶飯事)


【完全新作ショートフィルム『三次元との戦い』】



今回のBOX特典の一番の目玉と言える完全新作映像(約8分)で、
時期的には本編の9話と10話の間に当たるエピソードになります。

カレンの機体の応急修理の為エレドアは一時部隊を離れており、
彼を除く08小隊が10話の舞台となる市街地へ向かう途中、
ジオンの部隊の奇襲を受け、マゼラトップ砲の直撃を喰らったカレンは気絶
(今回のBOXで改めて全話見直しましたが、カレンは毎回こんな扱いですねw)



更にグフフライトタイプがEz8に襲い掛かります。
この窮地をどう乗り切るのかは、実際に映像で確かめてみて下さい。

メカニック的な見所としては、
本編では描き切れなかった、Ez8とグフフライトタイプの描写にあり、

Ez8に関しては、ゲームではしょっちゅう使用していますが、
実は本編では一度も使用していない180mmキャノンを撃つ姿が初めて描かれ、

発射シークエンスの際に、
膝のランディングギア(?)を地面にめり込ませる描写、
追加装甲が施された胸部の頑丈さをアピールするシーンも描かれ、
思わず二ヤリとしてしまいました。


又、これまたアニメでは初めて描かれる背部コンテナ装備をパージする描写、
シールドの稼働ギミックも描かれ、前後の展開と合わせて盛り上がります。

グフフライトタイプについては、話が逸れますが、
個人的にあまり良い印象を持っておらず、
いくら何でも一年戦争時に飛行可能はMSは、オーバーテクノロジーにも程があるだろう。

(グフ飛行試験型は、
頑張って飛ばそうと思ったけど飛ばせませんでした。って設定が良いと思うんだけど)

と思っていたのですが、スタッフもその辺は自覚があったのか、
映像の中では、ホバー走行と完全飛行の中間的な機動が描かれており(どちらかというとホバー寄り)
チートになり過ぎず、且つカッコ良く動く姿は非常に良かったです。


又、Ez8と同じく本編で使用されていない、
ガトリングやヒートサーベルを使用する描写もしっかり描かれ、
本編での不完全燃焼感を払拭してくれます。


完結から10年以上経ってから、
当時描かれなかったMSのギミックが見られるのは嬉しいものですね。



ドラマ的には、エレドアの代わりにホバートラックに搭乗する
サンダースとミケルの2人の絡みが見所となっており、
閉鎖空間の中で、微妙に距離感を取り辛いと思っていた2人の変化にほっこりさせられます。


神田・飯田両監督の他界・デジタル製作への移行と、
当時とは製作環境もスタッフも全然違う中作られた今作ですが、
なるべくオリジナルのイメージと離れない様に作ろうというスタッフの
気遣いが感じられるフィルムで、非常に好印象なショートフィルムでした。




【08MS小隊のその後】

disk4に収録されている版権イラスト集には、VHS・DVDのジャケットを始め、
シリーズ展開当時のアニメ誌の版権イラストも掲載されており、
非常にボリュームのある内容になっているのですが、
特に嬉しかったのは69番目(最後)に収録されている、


ラストリゾートのVHS/LD版に封入されていたライナーノーツの掲載。


この中でラストリゾートでは出番の無かった、
サンダース・カレン・エレドアの1年戦争後の姿が短いながらも描かれており、
ファンなら必見です。


残念だったのはVHS/LD版の初回特典で収録されていた『宇宙世紀余話』が未収録な点。
調べてみた所、こちらの特典はミラーズリポートのblu-rayに収録されているとの事です。



追記:blu-ray版でのHD化による映像の綺麗さは
今更言うまでも無いと思いますが、今回のblu-rayで一番嬉しかったのは音質のUP。
(音源はオリジナル・5.1ch版両方が収録)

ガンダムシリーズでの田中公平氏の仕事は、
Gガンダムの印象が強いですが、今作でも良い仕事をしてくれています。



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